今朝、枕カバーをコロコロしたら抜け毛が一本だけでした。
以前板羽さんが掲示板に「正しくシャンプーしていれば抜けるべき毛はシャンプーの時に抜けているから、枕元の抜け毛は0本が理想的です。」という風な事を仰っていて。
内心「そんな事あるのかなぁ」と半信半疑でしたが、自分でも納得することが出来ました!
これからも頑張ります。
いつもありがとうございます♪
こちらこそいつも有り難うございます。
新生毛について業界紙に以下のようのことを書きましたので読んでみてください。
引き抜くと平均129日間生えてこないのです
シャンプーの方法についてはほとんどの人が「頭皮を傷つけてしまうから、爪の先でゴシゴシ洗ってはいけません。指の腹でやさしく洗いましょう」を理解していることと思います。
しかし、この方法は必ずしも間違いではありませんが、指の腹で洗うと、新しく生えてきたばかりの細い髪である新生毛を、指の腹と頭皮の間で擦(こす)って引き抜いてしまうことが多いのです。
男性の脱毛の原因は、ほとんどが男性ホルモンによるものですが、「誘因」はいろいろあり、中でもシャンプーやマッサージのやり方を間違えてしまうと脱毛が進行しやすくなるのです。
新生毛は、非常に細く固着力も弱い状態で生えてくるので、指の腹で擦られてしまうと簡単に抜けてしまうのです。
特にそれまで順調に伸び、太く伸びの良かった毛が退行期に入って抜け、やがて成長期に入って新生毛が出てくるときは、大きな毛穴のところにそれまで生えていた毛の10分の1よりももっと細くて弱い毛で生え始めてくることから、負荷がかかると簡単に抜けてしまいます。
このようになると数ヶ月から半年くらい(実験によると無理に引き抜いてしまうと再生してくるまで平均129日かかったデータがあります)抜けたままになっていて、生えてくるとまたゴシゴシ洗って負荷をかけてしまうと抜け・・・生えてきた毛をまたゴシゴシ擦って洗い・・・このような繰り返しを受けていると、かろうじて負荷を免れた毛は何度も引き抜かれていたため太くなれず、次第に毛も毛穴も萎縮して細い毛になってしまいます。
このように説明すると「腕や額などに生えている体毛は細いのにゴシゴシ擦っても抜けないじゃないか?」と疑問を持つ人がいます。
これらの毛の毛穴は頭毛の毛穴に比較すると非常に小さくなっています。
小さな毛穴に生えている細い毛はしっかりとホールドされているため固着力(引き抜こうとしたときに抵抗する力)も強く、ゴシゴシ擦っても抜けにくいのです。
頭の場合、血流が悪くなって毛が細くなってくると毛穴も次第に萎縮して小さくなり、毛包を支える組織も萎縮してくることにより、ホールドする力も強くなり、それなりに固着力も強くなってくることから負荷をかけても次第に抜けにくくなってくるのです。
さらに悪いことに、新生毛は細くてその先端の0.5mmくらいは色素も無い白髪の状態で生えてくるため、途中でちぎれたり抜けても見えにくいことから、引きちぎっていることや引き抜いていることに気がつかないのです。
これらのことから、薄くなったからお手入れを始める、ハゲてきたから擦って引き抜かないように対策を講じるというのではなく、髪の毛が最も太く元気に発育している時からこそケアを始めなければなりません。
男性の場合は20歳前後、女性は25〜30歳頃からシャンプーやマッサージ(髪様シャンプー&マッサージ)の実行に気をつかわなければならないのです。
また円形脱毛症や全頭脱毛症の場合は発見した時から、植毛を受けた場合は手術後から気をつけて洗わなければならないことと、特に新生毛が生え始めてくる3カ月頃から引き抜かないよう(ヘアサイクルの寿命でシャンプー中に太い毛が抜けるものはかまわないのです・・・)細くて短い毛に注意して洗わなければなりません。
このことから「正しくシャンプーしていれば抜けるべき毛はシャンプーの時に抜けているから、枕元の抜け毛は0本が理想的です。」・・・と書いたのです。
これからも頑張って下さい。