髪様シャンプー

育毛のためのシャンプー

育毛の基本となるのが毎日のシャンプー。あなたは間違ったシャンプーをしていませんか?
シャンプーの意識改革は出来ましたか?
それでは実際にシャンプーをしてみましょう。

髪様シャンプーのススメ

髪様シャンプー (スカルプケアシャンプー)とは、普通にシャンプーをしても頭皮の表面の汚れや皮脂は落とせますが、毛穴の中に詰まった過剰な皮脂やアクネ菌などの雑菌はなかなか落とせません。

まずはシャンプーをする前にホホバオイルやクレンジングオイルで、毛穴の中の脂を溶かして浮き出させることが大事です。「アブラ(皮脂)はアブラ(オイル)で落とすという理屈です。」
ただし、ホホバオイルなら何でも良いというわけではなく、シャンプー剤との相性が問題です。一緒に使うシャンプー剤の洗浄力を弱めてしまうようではかえって古い過剰な皮脂や雑菌の除去にはなりません。ルイザプロハンナ・エッセンスをおすすめします。

毛穴が詰まっていると、皮膚の働きが低下するばかりでなく、育毛剤の浸透も妨げてしまいます。シャンプー前のプレトリートメントとして毛穴の皮脂や汚れを浮き出させましょう。
「突っ張った頭皮は血液の循環が悪く、頭皮温度も低い状態です。頭皮を動かすマッサージをシャンプー中にやることで、血液の循環が改善され、過剰な皮脂や雑菌が押し出され頭皮の機能がたかまり抜け毛の予防につながります。

頭皮の洗浄と血行促進。そして大切な新生毛を引き抜かないこと。この3つをシャンプーでは心がけるようにしましょう。

育毛のためのシャンプープロセス

@シャンプー前のプレトリートメント

ホホバオイルやクレンジングオイルを頭皮に塗布します
毛穴に詰まった古いアブラや雑菌汚れを浮き出させます。

Aしっかり洗頭・洗髪

浮き出させた皮脂や汚れ、雑菌をシャンプーで洗い落とします。
2度洗いでしっかり頭皮を洗浄しましょう。
1回目はクレンジングです。2回目はマッサージを主に行いましょう。

Bシャンプー後にヘアケア

シャンプーをした直後、育毛剤を使うなら毛穴がすっきりしたこのときです。また、マッサージも新生網を引き抜かないように念入りに行うことが大切です。

毛穴の皮脂・汚れを浮き出させるプレトリートメント

シャンプー前のプレトリートメント。これをすることでシャンプーの質がガラリと変わります。
シャンプー前のひと手間が頭皮の清潔さにつながるのです。

「頭皮の皮脂とは脂です。それをアブラで溶かしてやることで、毛穴の中に詰まった落ちにくい汚れや過剰な皮脂、雑菌を除去してきれいにすることができます」
シャンプー前にホホバオイル(エッセンス)を頭皮につけます。それにより頭皮の汚れを浮き出させ、シャンプーによる頭皮の洗浄効果をあげるのです。

頭皮はとても汚れやすく、細菌が付着しやすいところです。カユミやフケ、脂漏性皮膚炎、湿疹といった頭皮のトラブルは、雑菌や真菌(カビ)が繁殖して起こっている可能性が高いのです。頭皮を毛穴レベルで清潔に保つことが、育毛およびスカルプケアの基本となるのです。

また、毛穴に詰まった汚れや皮脂は育毛剤の浸透も妨げてしまいます。育毛剤が毛穴の奥のバルジ領域の毛包幹細胞への繁樹や毛乳頭や毛母細胞に届きにくくなると、肝心の育毛効果も期待できません。清潔な頭皮への第一歩として、プレトリートメントを取り入れましょう。

皮脂の働きとは?

皮脂は汗と混じり合い、皮脂膜(脂肪膜)を作って皮膚表面をコーティングすることにより、頭皮を滑らかにするとともに弱酸性にし、乾燥を防ぎます。また、雑菌や微生物の繁殖を防ぎ、髪には艶と潤いを与えてくれます。

皮脂はそれだけ大切なものと言えます。しかし、皮脂が多すぎたり酸化すると脂漏性皮膚炎やニキビができたり、毛母細胞の活性化を邪魔してしまいます。
多すぎても少なすぎてもダメな皮脂。何事もバランスが大切なのです。

これが正しいプレトリートメントの方法だ

@ホホバオイルなどのクレンジングオイルを手のひらに数滴垂らします。

A皮脂の多い頭頂部、前頭部にオイルを揉み込みます。

B蒸しタオルを頭に巻きます。蒸しタオルは水にひたしたタオルをしぼり、レンジでチンをしてつくることもできます。(熱すぎ火傷に注意)

Cさらにビニールキャッブをかぶり、頭皮にオイルをなじませるために、10分ほど待ちましょう。キャップの上からドライヤーで温めるとより効果的です。

頭皮をスッキリ清潔にするための髪様シャンプー(スカルプケアシャンプー)

シャンプーをするうえでは、洗い方はとても重要です。
ここで正しい洗い方を覚えて、完璧な頭皮のケアを行いましょう!

シャンプーは2度洗いが原則で、シャンプー剤は自分の頭皮に合ったものを選ぶようにしましょう。頭皮や毛髪は弱酸性なので、シャンプー剤もルイザプロハンナ・シャンプー・プレミアム弱酸性のものを選びましょう。また、洗う時は頭皮をゴシゴシ洗うのではなく、頭皮を動かすようにマッサージをしたり、ツボ押しをしながら洗います。

特に女性ホルモン領域の上段部(野球帽子で覆われる範囲)は絶対にこすらないようにしましょう。上段部より下の甲状腺領域は全頭脱毛症、甲状腺の病気などがある場合はマッサージシャンプーをしなければなりませんが、特に問題のない場合は普通に洗っても大丈夫です。理由は毛髪相談やトリートメントを受けに来たときに話しています。

洗う時は指使いが大切です。
「爪を立てて洗うのは頭皮を傷つけてしまうのでダメです。また、指の腹で洗うのもおすすめできません。指の腹で頭皮を動かすと、太い毛は抜けにくいのですが、新生毛は指と頭皮がこすれて必要以上に抜け毛を生じさせる原因になってしまいます。



指の腹ではなく、指頭(ピアノやパソコンのキーボードを押す、爪先と指腹の中間部分)で頭皮をしっかりキャッチして動かします。シャンプーでは、頭皮や髪を清潔にすることと、頭皮を適度に刺激し、血液の循環を良くすることの2つを意識しながら行いましょう。

育毛のための洗髪NG集

@ゴシゴシ洗う。
A爪を立てて洗う
B直接頭皮にシャンプ剤をつける
C時間をかけないでシャカシャカ洗う
Dすすぎが足りない

シャンプー時の抜け毛は当然

シャンプーをすれば多くの抜け毛を目にすることになります。でも、驚いたり、心配する必要はありません。寿命を終えた髪の毛は抜けて当然なのです。
抜け毛が怖くてそっとしか洗わない人がいますが、それは間違いです。それではマッサージ効果も期待できず、洗浄効果も望めません。そうなると、本来のシャンプーの目的である頭皮環境の改善もままならず、逆に抜け毛が増えてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

シャンプーする時は抜け毛を怖がらずに、時間をかけて、正しい洗い方でしっかりと行いましょう。
ただし、毎日の抜け毛の数が100本を超えているようであれば、ヘアチェックを受けましょう。

シャンプーの基本!

@まず髪についた汚れや埃を取り除き、次にお湯でしっかり頭をすすぎましょう。(育毛のためのホホバオイルによるプレトリートメント省略の場合)

Aシャンプー剤を500円玉(ルイザプロハンナシャンプーの場合は男性ショートヘアの場合はもっと少なくても良いです。シャンプー剤の量は髪の長さやりょうにより加減します。)くらい手に取り、頭皮をこすらないように泡立たせます。

B泡だてたシャンプーを髪全体になじませ、1回目のシャンプーはクレンジングが目的ですので、頭皮をこすらないように軽く1〜2分洗ってからすすぎ流します。汚れや皮脂を洗い流し、2回目はシャンプー剤を1回目の半分位をとり、ホホバオイルを添加して、頭皮を動かすように5分ほどかけてマッサージ洗いを行います。オイルの量は季節や頭皮の状態、異常脱毛の割合などにより加減します。

C最後はシャンプー剤が髪の毛や頭皮に残らないように念入りにすすぎます。ぬるぬるが残っているような場合はシャンプー剤の洗浄成分が多く残っていることが多く、頭皮を傷める原因になることがあります。

Dリンス剤やトリートメント剤を使用する場合は、特に指示がない場合は髪の毛にのみにつけるようにしましょう。

シャンプー時間の目安は

シャンプー剤の種類によっては、毛穴内部まできれいにし過ぎると、シャンプー剤が浸透しやすくなってしまい、かえって炎症などのトラブルが起こることがあります。自分が使っているシャンプー剤はどのくらいの時間洗えば良いかは、汚れや皮脂の状態、異常脱毛の割合、頭皮の緊張度合いなどによって違います。最初は普通に洗ってみて、次第に時間をかけ、自分の頭皮に合った時間をみつけるようにしましょう。


自分で行うマッサージテクニック

シャンプーは過剰な皮脂や汚れを落とすことも大切ですが、ヒンディ語の語源にあるように頭皮をマッサージしながら洗うことがもっと大切です。ここでは指使いが分かるようにシャンプー剤をつけないで行っています。マッサージのテクニックは育毛剤をつけてやる場合も同じように行いましょう。

@シャンプー剤の量は、1回目は500円硬貨、2回目は100硬貨くらいが目安。毛の長さや毛量により違いますが、なるべく少な目に使います。

A全体に泡立てたら襟足から後頭部に向かってマッサージし、側頭部は耳の上側に四指、親指は耳の後の乳様突起下部に当て、ヒトデの手形で地肌を擦らないように頭皮を上下にゆすりながら頭頂部まで揉んでいきます。

B両手を組んで頭頂部にピッタリと密着させ、組んだ手を中心に寄せてすぼめるようにして、手のひらで頭皮を上に持ち上げます。5〜6回行います。エイの組み手で母指球、小指球を密着させます。

C組んだ手(エイの組み手)はそのままで、親指を立てて、首筋(頸椎)を小さな円をえがくようにマッサージしたり、頭を後に倒して天柱、風池などのツボに当て、頭を起こすようにして頭の中心に向けて力を加えて指圧します。

D「カニの組み手」です。両方の手の親指と人差し指を重ね、カニの形になるように組み、親指、人差し指をペアにして洗います。

Eカニの組み手で両手を重ね合わせ、額に密着させます。そのまま頭皮を動かして血流を促します。額の緊張をほぐしながら頭頂部に向かって同じようにゆっくり小さな円を描きながら進みます。

Fカニの組み手で、頭を少し前に倒し、首筋から後頭部に向かって、頭皮を中心に寄せるようにマッサージします。

G指頭を頭皮にピッタリと当て、左右の手を交互に、前後に頭皮を動かして頭皮をゆるめ、結構を良くすることも有効です。

Hイソギンチャクの組み手。指を交互に組み、全ての指頭を動かせるようにして頭皮に当てて揉みます。

I「イソギンチャクの組み手」で頭皮を上に引き上げるように小刻みに動かします。新生毛を引き抜かずに皮脂を除去でき血行も良くなります。育毛剤をつけて行う場合はシャンプー時よりも軽く行います。

J頭のM字が気になる場合は、生え際、特に両脇は念入りにマッサージをします。イカの手形で人差し指と中指で小さな円を描くように行いましょう。内回し、外回しをそれぞれ5、6回くらいずつ行います。

Kシャンプーブラシを使う場合は、ブラシ先端に小さな突起や凸凹があるものは避け、髪に逆らわないように、一方向に動かすようにブラッシングしましょう。最初に襟足から。次に後頭部から。そしてつむじから、最後に前頭部からというように、筋道をつけて行いましょう。


部位によって洗い方を変えよう


てっぺん・百会

頭のてっぺん(頭頂部)は緊張で張りやすいので、指頭を密着させ、中心に向かって動かします。
中心に向かって頭皮を押し上げるように行ったら、こぶしを握った親指の関節の突起(サザエの手形)か両手の中指を重ね、百会のツボをゆっくり数秒間押すのを数回繰り返します。


てっぺん・全体

両手を組み、エイの手形で手の平を広げた状態で頭皮に密着させ、そのまま組んだ手をすぼめるようにして頭皮をもち上げるように動かします。


生え際

生え際(前頭部)はカユミが発生しやすく、また、頭皮が張りやすくなっている場所です。
人差し指、中指、薬指を使ってイカの手形で頭皮に密着させて、円を描くように内回しと外回しを5、6回ずつ繰り返し、数回行います。
前頭部から頭頂部にかけては、両手を重ね、親指と人差し指を頭皮に密着させで中心に寄せるように動かします。


つむじ

つむじは洗い残しが多い部分です。ヒトデの手形で指を密着させ、カタカタと動かすように少し強めに動かします。絶対に指を滑らせないで揉んで下さい。


耳周辺

指全体を軽く曲げ、頭皮に密着させ、ゆすりながら上へ押し上げるように動かします。また、この部位は甲状腺ホルモンの領域であるため、円形、全頭脱毛などで悩んでいる方でなければ指を密着させる洗い方でなくてかまいません。ただし、耳の前の生え際周辺はそれ以外と同じような洗い方をしてください。


後頭部

両手を組んで手の平を後頭部に当て、首をやや下に向けて、カニの組み手で親指を立て、後頭部にある天柱、風池を数秒間ずつゆっくりと押します。


プレトリートメントとシャンプーを念入りにしたら、
最後の仕上げもしっかり行いましょう。
STEP3 シャンプー後のスカルプ

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